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Đề Thi Tiếng Nhật

Đề Thi JLPT N2 07/2011

問題10 次の(1)から(5)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)
マスコミで毎日のように環境問題が取り上げられているが、本当に「環境問題」と言っていいのだろうか。
地球温暖化にしろ、森林破壊(注)にしろ、エネルギー資源の不足にしろ、これらはどれも人類によって起こされた問題である。しかし、このような問題を環境問題と呼ぶことで、人は無意識のうちにその問題から目をそらしているのではないか。むしろ「人間問題」と呼ぶことで自分の問題としてとらえることになり、未来の環境を変えることができるのではないだろうか。

(注)森林破壊:森林が壊されて尐なくなったりなくなったりすること
55 筆者は、なぜ環境問題を「人間問題」と呼んだほうがよいと考えているか。
(2)
以下は、ある会社が出したメールの内容である。

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56 この会社の割引サービスについて正しいものはどれか。
(3) 
 恐れてはいけないとか、不安を持ってはいけないとか言われることがあるかもしれない。
しかし、恐怖や不安は、車にたとえればブレーキである。車の安全にとって重要なのはアクセルではなく、ブレーキなのだ。アクセルをふかして(注1)スピードを出すことより、危険を察知して(注2)ブレーキをかけて止まったり、スピードを落としたりすることで事故は防ぐ。その意味で、ブレーキのない車を走らせることはできないのだ。われわれ人間も恐怖や不安という名のブレーキを使って、自分たちの安全に役立てることが大切だ。
(広藤「人はなぜ危険に近づくのか」による)
(注1)アクセルをふかす:アクセルを強く踏んでエンジンを速く回転させる
(注2)~を察知する:~に気がつく
57 筆者は、恐怖や不安をどうとらえているか。
(4) 人に強い影響を与えるのは大部(注1)からなる作品とは限りません。何気なく(注2)読んだ、たった一言に心打たれることもあります。そして、書物を越えて、私たちは世の中のあらゆるできごとについても同じように、そのときどきに応じた深度で読んでいるのです。つまり、読みとろうと思えばどんなできごとからでも「自分にとって意味あること」を読みとれるということではないでしょうか。学ぼうとする姿勢があれば何からでも価値あることが学びとれるのだとつくづく私は思うのです。
(村田夏子『読書の心理学—読書で開く心の世界への扉』による)
(注1)大部:書物の冊数やページ数が多いこと
(注2)何気なく:はっきりとした目的や理由を持たないで
58 人に強い影響を与えるのは大部からなる作品とは限りませんとあるが、なぜか。
5) ぼくはいつも思うのだが、視覚にとらえたものをただ単に描いても、決して絵画にはな しかくらない。視覚のかなた(注1)にかくされているものをとらえて、それを画面に定着させたとき、はじめて絵画が誕生する。絵画とは目の前の自然を心のなかに消化し、それをもう一はふへんてきび度吐きだす作業によって生まれるのだ。そうすることによってはじめて普遍的な(注2)美の世界が出現するのだと思う。だから芸術というものは、理屈(注3)では解決できないものなのだ。理屈を超えたところに本当の美がある。
(石本正『絵をかくよろこび』による)
(注1)かなた:向こう
(注2)普遍的な:広くすべてのものに共通して見られる
(注3)理屈:論理的な説明
59 筆者が考える絵画とはどのようなものか。
問題11 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
1) 「日本の消費者は世界一、目が肥えている(注1)」という言葉には2つの意味がある。第1は機能や味などへの要求水準が高いこと。第2には、わずかな傷も許さないなど見た目へのこだわりだ。 消費者は後者のこだわりを捨てつつある。それでは消費者は嫌々「傷物」に目を向け、我慢して買っているのか。必ずしもそうではない。 衣料品や家具などでは中古品市場や消費者同士の交換が盛んだ。再利用でごみが減り、 環境にもいい。商品の傷も前の使用者のぬくもり(注2)とプラスにとらえる感性(注3)が若い人を中心に広がっている。 規格(注4)外の農産物も似ている。ごみになるはずのものを安く使い、エコロジーと節約を両立させることに、前向きの価値を見いだしているのではないか。不ぞろいな野菜は、 むしろ手作り品を思わせる長所。消費者の新たな価値観に、企業がようやく追いついてきた。
市場が広がれば、粗悪品(注5)や不良品が出回る可能性も高まる。なぜ安いのか。本来の価値は損なわれていないか。企業の責任は重い。消費者にも「厳しい目」をきちんと持つことが求められる。
(日本経済新聞2009年8月27日付朝刊による)
(注1)目が肥えている:よい物を見慣れていて、物の価値がわかる
(注2)ぬくもり:あたたかい感じ
(注3)感性:感じ方
(注4)規格:基準
(注5)粗悪品:粗末で質が悪いもの
60 以前と比べ、消費者はどのように変わったか。
61 筆者は、消費者の意識の変化をどのようにとらえているか。
62 追いついてきたとあるが、企業がどうなってきたのか。
(2) 私はどちらかと言えば根が楽天的だが、昔は営業の強烈なノルマ(注1)に苦しんだこと もある。そういう日々の中から①いつしか身につけたことのひとつが「幸せ感のハードル(注2)を低くする」だった。
たとえば、あと一歩のところで契約が結べなかった日、会社に戻ってしょげかえる(注 3)代わりに「あの社長と一時間も話せるところまできた」と自分の成果を見つけて評価する。そうやって一日を締めくくれば(注4)、明日への活力も湧いてきた。
仕事そのものも、「仕事は趣味や遊びとはちがう。仕事はお金をもらうのだから、楽しくないことがあっても当たり前」と思ってやってきた。②そこを基準にすれば、尐々のことは当然のこととして受け入れられるし、何かいいことがあったときは「お金をもらいながらこんな気持ちを味わえるなんて」と幸せ感も倍増する。
どうせ人生の一定の時間を仕事に費やすのなら、その時間が楽しいと思えるほうがい いに決まっている。それに楽しいと思ってすることは、何かとスムーズに運び成果もあが るものだ。こうして好循環が生まれてくる。
人は楽しいから笑顔になるのだが、「まず笑顔をつくると、それによって楽しい気持ち が湧いてくる」という研究結果があるという。これにならえば、充実感を得られる仕事を手にするには、楽しめる仕事を探すのも大事だが、小さなことでも楽しめるようになることも意外にあなどれない(注5)ポイントだ。
(高城幸司『上司につける薬!-マネジメント入門』による)
(注1)強烈なノルマ:厳しい条件で課される仕事
(注2)ハードル:ここでは、基準
(注3)しょげかえる:ひどくがっかりする
(注4)締めくくる:終える
(注5)あなどれない:軽視できない
63 ①いつしか身につけたことのひとつの例として近いものはどれか。
64 ②そことは何か。
65 この文章で筆者の言いたいことは何か。
(3) たとえば、「走る」ことは、一見単純で誰にでもできる運動ではあるが、「速く走る技術」 となると、なかなか①身につけることが難しい。教えられたように走るフォームを改善することが簡単ではないからだ。 誰でもできる運動なのに、なぜその改善が難しいのだろう。
実は、普段慣れている動作ほど、その動作に対する神経支配がしっかりとできあがって いるからだ。運動の技術やフォームを改善することは、その運動を支配する神経回路(注1)を組みかえることになるので、そう簡単にはいかない。
コーチは、腕を振り、膝の運び方、上体の前傾の取り方など、フォームを矯正(注2)し ようと指導し、指導を受けるランナー(注3)も指摘された体の動きの修正に意識を向けてトレーニングするのが普通である。しかし、動作の修正には多くの時間と繰り返しが必要であり、またその効果が上がらないことも多い。そして、トレーニングの効果が上がらない人は、「運動神経」が良くないということになる。
この場合、運動技術の修正は、「運動の神経回路を修正する」ことであると考えることによって、解決の糸口(注4)がみつかる。
スポーツ技術や「身のこなし(注5)」の習得には、神経回路に直接的に刺激を与えるようなトレーニング上の工夫が必要である。
工夫をいろいろと重ねるうちに、「動作をイメージし、それに体感する」ことが、運動の神経回路を改善するのにきわめて有効であることがわかってきた。
(小林寛道『運動神経の科学―誰でも足は速くなる』による)
(注1)神経回路:ここでは、神経をつなぐ仕組み
(注2)矯正する:正しくなるように直す
(注3)ランナー:走る人
(注4)糸口:きっかけ
(注5)身のこなし:体の動かし方
66 「早く走る技術」はなぜ①身につけることが難しいのか。
67 ②この場合とはどんな場合か。
68 筆者によると、「速く走る技術」を身につけるにはどうすればよいか。
問題12 次のA とB の文章を読んで、後の問に対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
DeThiTiengNhat
69 A とB のどちらの文章にも触れられている点は何か。
70 A とB の筆者は、車社会の今後の可能性についてどのように考えているか。
問題13 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
私は食べ物については好き嫌いが多いが、研究テーマや人間関係についてはあまり好き嫌いがない。ところが、いろいろな人と話をしていると、意外に好き嫌いがあるという人が多い。この研究は嫌いとか、この人は好きじゃないとかよく耳にする。しかし、どんな研究にも視点を変えれば学ぶところは必ずあるし、人間も同様に、悪い面もあればいい面もある。やって損をするという研究は非常にまれであるし、つきあって損をするという人間も非常に尐ない。 科学者や技術者であるなら、発見につながるあらゆる可能性にアンテナを伸ばすべきで、そのためには、好き嫌いがあってはいけないように思う。研究の幅や、発見につながる可 せば能性を大きく狭めて(注1)しまう。 ところで、そもそも(注2)好き嫌いとは何だろうか? 自分の研究分野は、理系であることには間違いない。しかし自分でも、理由があって理 つ系の道を選んだとは思えない。単なる偶然の積み重なりの結果なのだ。 えてふえてせんたく「自分の好みや得手不得手(注3)で選んだ」とあとから言うのは、その偶然の選択に何ら かの理由を与えないと、あとで悔やむことになるからだと思う。たとえば、理系の道を選んで思ったような成果を上げられなかったとき、「なぜ文系の道を選ばなかったのか」と思うような後悔である。遠い過去にさかのぼっていちいち後悔していては、その時点の目 まえむの前の問題に力を注げず、前向きに生きていくことはできない。 つそう考えると、好き嫌いや感情というものは、偶然の積み重なりで進んでいく人生を自 分なりに納得するためにあるようなものと言えるのではないか。好き嫌いや感情は、無意識のうちに、自分を守るために、自分を納得させるために、都合よく持つものなのだろう。 そな感情や好き嫌いは元來(注4)人間に備わっているものであるというのは間違いないが、人 せいとうか間は、十分な理由がないまま行った自らの行動を、納得し、正当化する(注5)ためにも、感 情や好き嫌いを用いる。人間は、他の動物にはない、そんな感情や好き嫌いの利用方法を身につけているのかもしれない。 (石黒浩『ロボットとは何か―人の心をを映す鏡』による) (注1)狭める:狭くする
(注2)そもそも:もともと
(注3)得手不得手:得意不得意
(注4)元來:初めから
(注5)正当化する:ここでは、間違っていなかったと思う
71 好き嫌いがあってはいけないと筆者が考えているのはなぜか。
72 筆者は、どうして理系に進んだのか。
73 筆者は、好き嫌いとは人間にとってどのようなものだと考えているか。
問題14 右のページは、A 社とB 社の海外引越サービスの案内である。下の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から1つ選びなさい。
DeThiTiengNhat
74 チャンさんは来月帰国する際に、A 社を利用して引越する予定である。荷物が10箱以上あるのでなるべく安い料金で送りたいが、そのうち帰国後すぐに使うものが入った5箱は料金が尐し高くてもいいので早く着くように送りたい。チャンさんはどうしたらいいか。
75 会社員の有田さんは3ヶ月後に海外支店に転勤することになった。一緒に行く家族は外国での生活が初めてなので、日本語で対応してもらえて、なるべく楽なプランを利用したいと思っている。有田さんはA 、B 両社のどのプランを検討したらいいか。 1 A 社のプラン①とB 社のプランⅢ

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