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Đề Thi Tiếng Nhật

JLPT Test N2 in 07/2024

問題 10 次の(1) から (5)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、 1 1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)
自分の言葉は自分の頭の中にしかなく、相手の言葉は相手の頭の中にしかありません。抽象的な言葉の場合には、まったく同じ意味で使用していることのほうが少ないと言えでしょう。したがって、議論をする際には、言葉の定義づけ(注)が重要になってきます。相手がどう意味 でその言葉を使用しているのか、自分と同じ意味で使用しているのかを確認することは大切 なことです。これは、論理的に会話をするうえでの大前提となるものです。

(注) 定義づけ : ここでは、意味を決めること
52. 筆者によると、論理的な会話をするのに必要なことは何か。
(2)
以下は、ある鉄道会社がホームページに掲載したお知らせである。

トップ>お知らせ>定期システム点検実施のお知らせ

6月の定期システム点検実施のお知らせ


いつも北坂鉄道をご利用いただきまして、ありがとうございます。
当社では情報管理システムの安全性向上のため、第4土曜日の夜間にシステム点 検を実施しております。

今月の作業は6月23日 (土) 午前2時から4時までとなります。この間は、予約 システムを休止いたします。 インターネットでの特急券予約がご利用いだけなくなりますのでご注意ください。なお、ホームページ内の時刻表や運賃表は通常どおり閲覧が可能です。

ご不便をおかけいたしますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
北坂鉄道株式会
53. このお知らせで伝えたいことは何か。
(3)
新緑の時期に森を歩くと、地面に小さなロールキャベツ(注1)状の物体が落ちているの を見かけます。しばしばーか所に大量に落ちていて、とてもよく目立ちます。 これはオトシブミという小さな甲虫 (注2) の仲間が、自分の幼虫のためにつくったものです。 この虫のメスは、数分の産だ卵を木の葉で丁寧に包んでから地面に落とす習性(注3)をもちます。中で孵った幼虫は、内側からこの巻いた葉を食べて成長します。幼虫にとっては、この葉巻きは隠れ家で あるとともに食料なわけです。

(注1) ロールキャベツ: キャベツで肉を包んだ料理
(注2) 甲虫: 虫の一種
(注3) 習性: ここでは、特徴的な性質
(注4) 孵った ここでは、卵から生まれた
54. オトシブミという虫について、筆者はどのように述べているか。
(4)
以下は、ある会社に届いたメールである。

コイノ株式会
営業部 島川英一様

お世話になっております。JC 文具の池西です。
昨日、商品「軽量ホチキス cx35」 の見本が2個届きました。機能性とシンプルな デザインは社内で評価が高く、取り扱い商品に加える方向で検討を進めております。同封されていた最新のカタログによると、来月から新色として3色が追加で発売され、全部で5色になるとのことですので、新色の見本も送付していただけないでしょうか。代金が必要な場合は、お支払いします。

取り扱うことが正式に決定しましたら、まずは5色を20個ずつ注文する予定です。
よろしくお願いいたします。
JC 文具
池西秋子
55. このメールの用件は何か。
(5)
競争や出世にはあまり関係のない、たとえばだれかを支えたり育んだり(注1)する仕事に喜びを感じる人もいるでしょう。仕事はそこそこに(注2)趣味に生きることを楽しむ人もいるでしょう。たとえ、受験や就職、あるいは出世などの過酷な(注3)競争ゲームのただ中(注4)にあったとしても、そしてそれにある時、敗れてしまったとしても、わたしたちの人生の選択肢はそれだけではないし、「それで終わり」というわけでもありません。視点を変えれば、現代社会にはさまざまな生き方の世界が広がっているのです。

(注1)育む: 育てる
(注2)そこそこに: 適度に
(注3) 過酷な: 非常に厳しい
(注4) ただ中: 最中
56. 筆者の考えに合うのはどれか。
問題 11 次の(1) から (3) の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)
ほとんどの人が、スマホやタブレット(注1)を通して、大量の SNS やネットニュース (注2)を毎日見ていることでしょう。 多くの人がその膨大な情報を読むことあるいは見ることに、かなりの時間を費やして(注3)いて、ネット上の情報に追われている印象すら受けます。その結果、じっくり考える時間がどんどん少なくなっているようにも感じられます。

また、大量の情報がネット上に流されるようになった結果、自分に都合の良い情報にしか接しない人が増えてきています。技術革新 (注4)のおかげではあるのですが、SNSやネットニュースでは、その人の履歴(注5)から判断して、その人が関心を持っていると思われる情報やニュースが目につくところに流れるような工夫がされています。

このような工夫はとても便利なことで、それによって時間が節約できたりする面は確かにあります。
(中略)

しかし、人々が見たいものだけを見て、信じている情報だけに接すると、発想が固定化してしまい、新しい進化が生まれにくくなってしまいます。また、思想的にも偏りのある考えが生まれやすくなってしまいます。

そう考えると、この大量情報社会においては、いかに(注6)うまく情報を処理していくかがとても大事なことがわかります。また、大量情報を、一部だけ最初から抜き出して把握する(注7)のではなく、偏りがない形で、大量に処理することも必要です。

(注1) スマホやタブレット: コンピューターの機能を持った小型の電子機器類
(注2) SNSやネットニュース: ここでは、インターネット上でやり取りされる情報やニュース
(注3) 費やす: 使う
(注4) 技術革薪 : 技術の進歩
(注5) 履歴: ここでは、インターネット上の情報の閲覧の記録
(注6) いかに: どのように
(注7) 把握する : 理解する
57. このような工夫とは、どのようなことか。
58. 大量情報社会について、筆者の考えに合うのはどれか。
(2)
勉強にしても、仕事にしても、その能率には必ず波があり、それがないようにみえても、波が小さいだけである。つまり、人間は機械のようにいつも同じ調子ではたらいてはいないから、1時間に50個の製品がつくれるから、10時間で500個がつくれる、という具合いには計算できない。従って、脳が最も快調にはたらいているときを基準にすると、たいていのときは不調ということになってしまう。

それでも、全く無計画に勉強や仕事をするわけにもゆかないので、一応はスケジュールを立てる。その際に、快調に脳がはたらいているときの能率を基準にしてスケジュールを立てれば、そのスケジュールの通りにことが進行することは絶対にないといってもいい。その度に、自分の才能に失望していれば、失望しつづけることになる。さし迫った(注1)状態では、どうしても脳がフル回転して(注2)いるときを基準にスケジュールを組むので、たいていは不完全な形で終ってしまう。スケジュールをつくるときには、せめて中等度に脳がはたらいているときの能率を基準にする必要がある。スケジュール以上にはかどっても(注3)誰もこまる人はいない。

そして、スケジュールにこだわるよりは、脳の変動の波をできるだけ感じとり、能率がしお悪くても悲観(注4)せずに、必ず上げ潮のとき(注5)がくることを期待すればいい。そして、上げ潮のときには自分でもおどろくほどに能率が上がるので、そのときに一気に遅れをとり戻せばいいのである。

(注1) さし迫った: ここでは、時間に余裕がない
(注2) フル回転する: ここでは、最もはたらく
(注3)はかどる : 順調に進む
(注4) 悲観する: 悲しむ
(注5)上げ潮のとき: 調子が上向きになるとき
59. 筆者によると、スケジュールを立てる際の注意点は何か
60. 筆者の考えに合うのはどれか。
(3)
お祭りの日は町の募囲気が一変 (注1) して、ふだんひっそりとしている町並み(注2)がいきいきとしています。そんな町の様子を「祭りがある町」として撮る。神社の境内(注3)で行われるような祭りであれば、「神社」の風景として撮る。というふうに少し視点を周辺にずらしてみると単なる祭り写真ではない写真に出会えます。祭りの中から自分だけの祭りを探し出すことができるかどうか。写真を見た人から、こういう祭りの見方もあるんだねと言われるような写真が撮れたら「祭りの写真」ではなく写真として内容のあるものになると思います。
(中略)

「もう何年もかけて撮ってるんだけど、いい写真が撮れなくてね」とぼやく(注4)人がいますが、そういう人は頭の中で思い描いた「上手い写真」の構図(注5)から離れることができずにいて、すでにいろいろと見慣れている同じような画像を撮らされるだけだからなのです。

ねらった被写体(注6)を自分のものにするのだと独占する強引さがないと、被写体が刺激的であるほどその場にふりまわされてしまいます。祭りなら激しい動きに、絶景(注7)なら色彩にのみこまれて被写体に撮らされているみたいになる。

被写体に撮らされてしまうような写真は、結局その場の説明でしかない。表現としての写真は自分だけの写真を撮ることになるわけで、それはフィクションでもあるのですから、つねに「私はこう見た」「私はこう撮った」を撮るのです。

(注1) 一変する : すっかり変わる
(注2) 街並み ここでは、 町の様子
(注3)境内: ここでは、敷地内
(注4) ぼやく: 不満を言う
(注5) 構図: 画面の構成
(注6) 被写体: 写真に撮る対象
(注7)絶景: 素晴らしい景色
61. 写真として内容のあるものとはどのようなものか。
62. 写真を撮ることについて、筆者が言いたいことは何か。
(4)
何事もそうですが、「できる人」は応用がききます。接客が完全にマニュアル化されているファーストフード店に行っても、やはりスタッフの差は出ます。たまたま時間のかかるメニューを頼んでしまった際の事前説明、セットメニューに関する質問への対応など、ちょっと注意して観察してみると、頭の回転と表現力の差は随所(注1)に表れてきます。
(中略)

もっと高度な判断を求められる仕事の現場はどうでしょう。どんな仕事にも、マニュアルもしくは(注2)マニュアルに類するような規準があります。その中で「できる人」は、それぞれの仕事にあるマニュアル的なものを咀嚼 (注3)して状況に対応します。これがまさに「仕事力の差」につながります。

簡単に言えば、「できる人」は勝手に自分で応用してしまうのです。それは本人にとっては良いことであり、暴走(注4)による失敗は別として、お客にとっても会社や店にとってもプラスに作用することが多いと思います。

しかし今度は人を率いる(注5)立場になり、多くの人を育てる番になったとき、今まで意識しなかった壁に突き当たることがあります。

自分が自然とやってきたことを、なかなかできない人がたくさんいるという事実。これを頭では理解しても、なかなか感覚でキャッチ(注6)できません。そのため部下への指導が、「マニュアルを越えたものが見えている人の世界」で行われてしまうのです。ところが指導される側は「見えていない世界」の住人ですから、うまく受け取ることができないのは当然です。

(注1) 随所: いろいろなところ
(注2) もしくは : または
(注3) 咀嚼する: 十分に理解する
(注4) 暴走: ここでは、周囲の状況を考えないでやること
(注5)率いる: ここでは、指導する
(注6) キャッチする: 受け取る
63. 筆者によると、「できる人」とはどのような人か 。
64. 筆者によると、「できる人」が人を育てるときに問題になることは何か。
問題 12 次のAとBの文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
A
新しい商品を企画するとき、いいアイデアがなかなか思いつかないことがある。そんなとき、自分には才能がないからだと思い込み、自信をなくしてしまうのはよくない。だれアイデアは生まれつきの能力に関係なく、努力次第で誰でも生み出すことができる。

アイデアは、情報の組み合わせによって生まれることがほとんどだ。そのため、日ごろから情報を集めておくことが有効だ。担当する商品に関連する情報だけを集めていると、似たようなアイデアばかりになってしまう。発想の幅を広げるには、関連する分野ちく以外の情報も頭に入れておくほうがいい。ふだんから視野を広げてさまざまな情報を蓄積しておけば、必ずアイデアの役に立つはずだ。

B
新しい商品を企画するには、これまでとは異なるアイデアが必要だ。現在流行している商品の情報を集めるだけでは、他社に勝つことはできないだろう。私はアイデアを生み出すために、一般的に考えられていることとは逆の発想をするようにしている。現在流行している商品が若者向けの物なら高齢者向けにできないかと考えたり、多機能の物なら機能を一つに絞れないかと考えたりするのである。

アイデアは一部の才能がある人しか生み出せないものだという印象があるせいか、生み出し方を知ろうとしない人が多いと思う。才能がないからといってあきらめるのではなく、思い切って発想を転換してみれば、いいアイデアにつながっていく。
65. アイデアを生み出すことについて、 AとBが共通して述べていることは何か。 。
66. 新しい商品を企画することについて、A と B はどのようなアドバイスをしているか。
問題 13 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
読むことは、受動的な(注1)作業だと思っている人は意外に多い。(中略)読んでインプットして、書いてアウトプットする。そうではなくて、両方アウトプットなのだというのが、私の持論(注2)である。

そこにある言葉を読む。すると心には、文字以上のものが広がる。たとえば、子どものころ読んだ海外作品に、聞いたこともない料理名が出てくるということが、よくあった。クロスグリのパイだとか、ジンジャークッキーだとか。食べたことのないものを、懸命に想像して味わう。それを食べる主人公の舌を、獲得するわけである。①この行為は、受動ではなく能動(注3)である。「創る」作業である。本でしか読んだことのない食べものを、大人になってから実際に食べ、「違う」と思った経験を持つ人は、意外に多いのではないだろうか。もちろん違うのは私たちの想像なのだが、しかし自分の頭のなかで創った料理のほうが、断然(注4)おいしかった、ということは、よくある。

本を読まない、というのは、だから、私にとって創造の放棄(注5)である。②つまらない本、相性が悪い本というのはもちろんある。しかしそこで、どこがどんなふうにつまらないのか、どう展開したらおもしろかったのか、自分のどの部分と相性が悪いのか、そんなことを考えていると、つまらない本はおもしろくなるし、相性が悪い本はいつか相性がよくなる日を待とうと思うことができる。私は、おもしろかった本よりつまらなかった本のあらすじを人に話すほうが、 ずっと好きだ。 どこがどんなふうにつまらなく感じたかを話すのは、そうぞうそれだけ創造の余地(注6)があるからだろう。

料理でも、絵画でも、あるいは家事の手順でも、創ることの喜びを知ってしまうと、なかなかそれから離れることができない。読むことの楽しみは、と訊かれれば(注7)、創ることの自由さだと私は答える。

(注1) 受動的な: ここでは、受け取るだけの
(注2) 持論: いつも持っている考え
(注3) 能動: 自ら進んで行うこと
(注4)断然: ずっと
(注5)~の放棄:~を捨てること
(注6) 奈地: ここでは、可能性
(注7)訊く: 「聞く」と同じ
67. ①この行為とはどういうことか。
68. ②つまらない本について、筆者はどのように述べているか。
69. 本を読むことについて、筆者はどのように考えているか。
問題 14 右のページは、 ある動画コンテストの募集案内である。 下の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
70. 次の4人は、動画コンテストに応募しようと考えている。 現段階で応募条件を満たしているのは誰か。

名前職業作品の内容 応募動画の長さ 応募動画の発表歴
ヤンさん高校生春口市の自然の魅力25秒なし
村木さん塾講師春口市の緑茶の魅力28秒なし
長島さん会社員春口市の歴史的な建物3分45秒あり
原田さん中学生春口市の祭りの文化2分15秒なし
71. ローズさんは、動画コンテストに応募しようと考えている。 動画は、インターネットで送りたい。ローズさんは、どうしなければならないか。

春口市「動画コンテスト」
動画作品募集のご案内



春口市の魅力をアピールする動画を募集します。受賞した作品は、春口市のホームページで公開し、市の魅力を伝える活動に使用させていただきます。

1. 募集する作品
以下の①か②のどちらかの部門に応募してください。応募できるのは、 一人 1作品で、未発表の作品に限ります。

①緑茶部門
春口市の緑茶をアピールする、20秒から30秒の作品

②観光部門
春口市の歴史、文化、自然に関する、2分から5分の作品

2. 応募資格
高校生以上の方であれば、どなたでも応募可能です。

3.選考方法と賞品
選考は、春口市出身の映像作家である花山洋子氏を委員長とする選考委員会が行います。
賞品として、最優秀賞受賞者 (①②各1名)に商品券3万円分を、優秀賞受賞者 ( ①②2名)に商品券1万円分を、応募者全員に記念品を差し上げます。

4.応募方法
4月15日(月)から5月10日(金)までの間に、春口市広報課ホームページの応募用ページから必要な情報を送信してください。その後、動画を以下の (1) か (2) のどちらかの方法で送ってください。
(1)DVDに記録して郵送する場合
作品をDVDに記録して、5月17日 (金)必着で郵送してください。なお、提出されたDVDは返却いたしません。

(2) インターネットで送信する場合
応募の受付後1週間以内に動画送信用ページの情報をお知らせするので、5月24日(金)までに送信してください。

5、応募および問い合わせ先
春口市役所広報課(市役所3階)
〒129-9988 春口市東町1丁目1番
電話・FAX032-451-6879

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