Tiếng Việt

vi

English

en

sign up

Sign up

sign in

Sign in

Đề Thi Tiếng Nhật

JLPT Test N2 in 12/2010

問題 10 次の(1)から(5)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・ 2・ 3・ 4から一つ選びなさい。
(1)
森はいつも独特な香りに包まれ、さわやかに感じられるが、それはある物質の効果によるものだ。その物質は、木々が動けない体を守るために自ら作り出すもので、木につく虫や細菌(注)の増加を防いだり、落ち葉や枯れ木が腐ったときなどに生じる嫌なにおいを消したりする働きを持っている。さらにその物質には、人間の神経を安静させる効果もあるという。私たちが森林に入るとリラックスした気分になるのは、このためだ。

(注)細菌:非常に小さくて目に見えない生物
55. ある物質の働きについて、この文章からわかることは何か。
(2)
「練習のための練習」が行われているというチームがたくさんあります。練習は本番の試合のために存在すべきものです。 本番で最高の実力を発揮させるためにすることを、練習と呼びます。すなわち、休養することが試合にとって、今、最もするべきことだとすれば、休養こそ勝つための練習といえるときがあるのです。休養はサボることではなく、時として練習なのです。
(辻秀一「スラムダンク勝利学」による)
56. 筆者は、試合で実力を出すために何が大事だと述べているか。
(3)
大手ハンバーガー店が今月16日から30日まで、新商品がまずかったら全額返金するというキャンペーン(注)を実施する。通信販売などでは、注文した商品が気に入らなければその代金を客に返金するという保証制度は一般的だが、ハンバーガー店のような外食産業では非常に珍しい試みだ。味への自信を示すことが目的で、全国で一斉に行われる。返金は当日限りで、期間中1人1回のみ、それから商品を半分以上食べていないことが条件だ。

(注)キャンペーン:ここでは、販売方法
57. 大手ハンバーガー店が今月16日から実施するのは次のどれか。
(4)
以下は、ある会社が新商品の発表会で来場者に渡した案内である。

ご案内


本日は東西インテリア新作ベッド発表会にご来場くださり、まことにありがとうございます。 商品購入(注1)をご希望のお客様は、受け付でお渡ししたご来場者カードに商品番号をご記入いただき、販売スタッフにお渡しください。販売スタッフがお届け先やご希望日をお伺いし、その後、お会計となります。なお、その際に会員証を提示(注2)されますと5%割引とさせていただきます。

何かご不明な点がございましたら、お気軽に販売スタッフにお声をおかけください。

(注1)購入:買うこと
(注2)提示する:見せる
58. 商品を買いたい場合はどうすればいいか。
(5)
会社勤めの生活は楽だった。
楽しくはないが、楽だった。
ずっと一人で生きてきた後で、集団に入ってみると、その居心地のよさ、安楽さに驚くのである。一人の時は、朝目覚めて寝るまで「何をすべきか」という判断、決定を自分でしなければならない。つまり、それを「自由」というのだが、実力のないものには自由は重すぎる。一日中、選択と決断をし、その結果を自分一人で引き受けねばならない。
(野田知佑「旅へ一新・放浪記1」による)
59. 筆者によると、なぜ会社勤めが楽だったのか。
問題 11 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・ 2・3・ 4から一つ選びなさい。
(1)
現代は、①①時間がどんどん加速されているともいわれます。何事にも「早く、早く」とせかされ(注1)、時間と競争するかのように忙しさに追われていることを、大人たちはこういう言い方をしているのです。いつも同じ速さで時間が流れているはずなのに、時間の間隔が短くなったような気分で追い立てられて(注2)いるためでしょう。それをエンデ(注3)は『モモ』という作品の中で「時間泥棒」と呼びました。ゆっくり花を見たり音楽を楽しんだりする、そんなゆったりした時間が盗まれていく、という話でした。②いつも何かしていないと気が落ち着かない、現代人はそんなふうになっています。

その一つの原因は、世の中が便利になり、能率的になって、より早く仕事を仕上げることがより優れていると評価されるようになっているためと思われます。競争が激しくなって、人より早くしなければ負けてしまうという恐れを心に抱くようになったためでしょう。「時間は金なり」となってしまったのです。

しかし、それでは心が貧しくなってしまいそうです。何も考えずにひたすら決められたことをしていて人生が楽しいはずがありません。ゆっくり歩むからこそ、道端に咲く花に気づいたり、きれいな夕日を楽しむ気分になれるのです。私たちは、時間を取り返し、もっとゆったりした時間を生きる必要がありそうですね。
(池内了「時間とは何か」による)


(注1)せかされる:急がされる
(注2)追い立てられる:ここでは、何かをしないではいられない気持ちにさせられる
(注3)エンデ:ドイツの児童文学者
60. ①時間がどんどん加速されているとはどういうことか。
61. ②いつも何かしていないと気が落ち着かない原因を筆者はどう考えているか。
62. 筆者は、時間の使い方についてどのように考えているか。
(2)
これはビジネス文書に限ったことではないのだが、何であれ文書を書いていると、少しばかり緊張感を覚えるものだ。書きながら、頭の中でこんなことを考えている。

この書き方でいいのかな。
これ、ひどく下手な書き方じゃないだろうか。
これでわかるかな。
そういう気がしきりに(注1)して、ちょっとしたプレッシャーになっている。だからこそ、文章を書くのは苦手だ、と思っている人もいるのじゃないだろうか。

しかし、その逆もまた真である。文章を書く面白さとは、そういうプレッシャーを感じながら、何とか諸問題をクリアして、一応のものを書き上げることにあるのだ。

テレビゲームが楽しいのと同じ理屈(注2)である。あれは、攻略する(注3)のが簡単ではないさまざまな障害をかわしながら(注4)、次々に問題を解決していって、何とかクリアしていくところが面白いのである。難しいからこそ、うまくやった時に楽しいのだ。

文章を書くのも、①そういうことである。これでいいのかな、と一抹の(注5)不安を抱えながら、何とか書いていくってことを楽しまなければならない。

別の言い方にすると、文章というものは、書く人に対して、うまく書いてくれ、と要求してくるのである。なぜなら、文章とは人と人とのコミュニケーションの道具だからだ。

この例外は、自分だけにわかればいいメモと、絶対に他人に見せない日記だけである。

それ以外の文章は、必ず、書く人間のほかに、②読む人間がいて完成されるのだ。そして、書いた人の伝えたかったことが、読んだ人にちゃんと分かってこそ、文章は役を果たしたことになる。

(清水義範「スラスラ書ける「ビジネス文章」による)


(注1)しきりに:何度も
(注2)理屈:ここでは、考え方
(注3)攻略する:うまく解決する
(注4)かわしながら:避けながら
(注5)一抹の:ほんの少しの
63. 筆者は、文章を書くときに何がプレッシャーになっていると述べているか。
64. ①そういうことであるとはどういうことか。
65. ②読む人間がいて完成されるとはどういうことか。
(3)
皆さんは寄付をしたことがあるだろうか。異常気象で食べるものが不足して困っている人や、地震で家を失った人のためにわずかながらもお遣いから寄付した経験を持つ人は多いだろう。その寄付に対する考え方に、今、新しい動きが起こっている。

ある会社では、社員食堂で低カロリーの定食を食べると代金の一部が寄付金となって途上国(注)の子供たちの食生活を支援する、というシステムを取り入れている。社員としては体調管理につながるだけでなく、人を助けることができ、会社としては社員の健康を支えながら社員貢献ができるので、社員にとっても会社にとっても一石二鳥というわけだ。また、「寄付つき」の商品を販売する企業も増えている。特定の商品を買うと売り上げの一部が寄付されるというもので、ほかの商品と比べるとやや値段は高いが、商品を買えば、同時に寄付できるという手軽さが消費者に歓迎され、売り上げを伸ばしているという。

これまでの寄付はわざわざ募金の場所へ足を運んだり、銀行からお金を振り込んだりしなければならないものが多く、社会貢献に関心はあっても寄付をするのは面倒だと実際の行動には移さない人も少なくなかった。そこに目をつけ|たのが新しい寄付の形で、これまでと比べ手軽に寄付ができるようになり、社会貢献がしやすくなった。さらに、企業にとっても自社のイメージの向上や売り上げの増加などメリットの多い取り組みとなっている。

このように寄付は慈善のためというばかりでなく、寄付をする側にもプラスになる活動としてとらえなおされ始めている。

(注)途上国:経済成長の途中にある国
66. 社員食堂で低カロリーの定食を食べることがどんな良い結果につながるのか。
67. この文章では、これまでの寄にはどのような問題があったと述べているか。
68. この文章における新しい寄付とはどういうものか。
問題 12 次の Aと Bの文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・ 2・ 3・ 4から一つ選びなさい。
A
社会人になったばかりの今、皆さんは仕事の厳しさや学生時代にはなかったような人間関係の複雑さに驚いているのではないでしょうか。こんなはずではなかったと、抱いていた理想が崩れそうになることがあるかもしれません。特に、自分とは異なる価値観を持った上司や先輩から無理な仕事を頼まれたときなど、強くそう感じることでしょう。時には先輩の言葉につい反発(注1)したくなることもあるでしょう。しかし、そんな時にはまず相手の考え方を受け入れてみてください。信頼関係を築くにはある程度の時間が必要であり、そのあとで自分の考えを述べればよいのです。それまでは自分を抑えることも大切で、それが社会人としての訓練でもあります。
B
人間にとって心身共に健康であることが理想的だが、新しく社会に出た若者たちは、時にはうまくいかないことに出会い、自信を失うこともあるだろう。経験から言うと、同僚や先輩の温かい言葉が耳に入らなくなってしまうのは、そういう、自分に自信がなくなったときであることが多い。その結果、今まで築いてきた人間関係まで壊してしまうことさえある。自分の周りの人達を大切にして、助言(注2)を生かしていく気持ちを持つためには、まず自分のこれまでの努力を肯定的にとらえてみよう。結果が完璧でなくても、「よくやった」と自分自身に言えると、ほかの人の言葉も素直に聞くことができるようになる。

(注1)反発する:言い返す
(注2)助言:アドバイス
69. AとBに共通して述べられていることは何か。
70. AとBでは新社会人にどのようにアドバイスをしているか。
問題 13 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・ 2・ 3・ 4から一つ選びなさい。
「実は、○○と関係があるのですよ。それに思いついて出来たのです。

どうしても解けないでいた問題を先に解いた人から言われ、それだったら、自分の方が経験が豊富だし、知識があるし、「俺にもできたはずなのに・・・」と悔しい思いをすることがある。アイデアにしても、「このぐらいのアイデアだったら、自分が考えついてもおかしくないのに」と思うことは結構、多いものである。

記憶力には、覚える力と引き出す力の二つがある。いくら覚えても、それを引き出せなければ役に立たない。しかし、覚えていないものは引き出しようがない。つまり、その両方の鍛えないと、記憶力は生きてこないのである。

(中略)
コンピュータは一人の人が覚えきれない、そもそも普通なら出会うこともない膨大な情報を記憶しており、われわれはそれを検索エンジンによって、検索し引き出せる。しかし、人がある問題解決をしている時は、そうしてコンピュータから引き出した知識が、短期間にせよ自分の頭の中に、それまで持っていた知識とともに記憶構成されなければ役に立たない。

コンピュータがいくら豊富な知識を内蔵(注1)していても、人間自身がそうして検査した知識を、覚え、関連付け、再び引き出すという訓練をしていなければ、宝の持ち腐れ(注2)である。では、どうしたら、そういう関連して引き出せる記憶とすることができるか?

記憶力を鍛えるいろいろな本が書かれているが、残念ながら、私には特効薬があるとは思えない。
が、まず覚える時に、理解して覚えることである。理解して覚えたことは正しく出てくる。例えば、問題を解くときでも、「あ、これは昨年解いた問題と似た問題だ」と気がついてすらすら解けることがある。しかし、昨年解いた問|題をしっかりと理解していないと、関係がわからないために脳の中で連結(注3)することができないのだ。うろ覚え(注4)ではどこかに穴ができて、後で活用することができない。

次に、どんなことを読んだり聞いたりしても、自分の知っていること、経験したこととの関連を思い浮かべることだ。いつも、「もしそうなら」とその役立ち方について想像を膨らませながら新しい知識を覚えることである。それが|知識への感受性(注5)を高める。

記憶をアイデアや創造という問題解決に生かすためには、一つ一つを覚える時に、「わかった」と「もしそうなら」からスタートすることであろうか。

(金出武雄「素人のように考え、玄人として実行する一問題解決のメタ技術」による)

(注1)内蔵する:その中に持っている
(注2)宝の持ち腐れである:せっかくいいものでも無駄になってしまう。
(注3)連結する:結びつける
(注4)うろ覚え:はっきりと覚えていないこと
(注5)感受性:物を感じ取る力
71. 筆者は「俺にもできたはずなのに・・・」と述べているが、できなかった理由をどのように考えているか。
72. 筆者はコンピュータの例をあげて何を言おうとしているのか。
73. 筆者は記憶力を鍛えるにはどうすればよいと述べているか。
問題14次のページは、留学生のための就職セミナーの案内である。下の問いに対する答えとして最も良いものを、1 ・2・3・4から一つ選びなさい。
東西大学「留学生のための就職セミナー」


このセミナーでは、日本で就職活動を行う際に必要な情報やマナーなどについて学びます。また、企業の担当者から具体的な業務内容について直接聞くこともできます。日本での就職を考えている人は積極的に参加してください。

日時:平成22年11月30日(火)10:00-15:00

参加企業:金融・小売業・情報・通信・貿易・商社など20社

対象:平成24年3月までに卒業予定の本学留学生

プログラム:
第1部 日本での就職活動の進め方について(講師:本学就職担当者)
就職活動のマナー、履歴書の書き方、ビザの変更に関する諸手続きなど

第2部 合同企業説明会(講師:各企業採用担当者)
各企業の事業内容採用方針など(質問は第3部で受ける)

第3部 個別相談
①各企業の採用担当者による業務説明
個別の質問を希望する者は、休憩時間を利用してあらかじめ質問用紙に記入しておくこと。用紙は会場受け付にあります。

②本学の就職担当者による履歴書の書き方指導
履歴書の書き方指導を希望する者は、自分で書いた履歴書を持参すること*12とも申込不要

時間と会場:
時間会場
第1部10:00-10:507号館1階大講義室
第2部11:00-11:507号館1階大講義室
休憩12:00-13:00
第3部13:00-15:00金融・小売り業関係企業7号館2階201
情報・通信関係企業7号館2階202
貿易商社関係企業7号館2階203
履歴書の書き方指導7号館2階204

注意事項:服装はスーツとし、筆記用具を持参すること。
       第1部、第2部では、途上入場・退場をしないこと。

問い合わせ:就職課山田(01-2345-6789)
74. 留学生のりーさんは、日本のコンピュータ関連の企業への就職を希望している。このセミナーでは企業の採用担当者に質問をしたいと思っている。リーさんは同日どうすればいいか。
75. このセミナーの参加者は当日どうしなければならないか。

Comments posted (3)